時代小説が好きでして、毎日就寝前にちょっとずつ
読んでおりますのが
髙田郁著「あきない世傳金と銀 全十三巻」
呉服太物を商う、大阪(大坂)と江戸での物語。
その中時折、大阪と江戸を行き来する場面が
あるんですね。
当時の人の足で順調であれば、約半月かかるそう。
という事は、私の住む福岡から東京まで
単純に考えれば倍ですから、江戸時代の人々の
脚力をもってして約1ヶ月。
私であれば、1ヶ月半から2ヶ月!!
というところか。
徒歩ですよ 徒歩
歩くんですからね。
毎日、雨の日も風の日も、土日祭日なし
寝る間も惜しんで、歩きに歩いて2ヶ月。
飛行機!?新幹線!?車!?
とんでもない、歩くんです。
のぞみで最寄りの小倉から東京までの
たったの5時間ですら
「なげ―」「腰が痛てぇ」だの
不平不満をぬかす私。
「高速使っていいから車で東京まで来て」
なんか言われた日には、「正気の沙汰か!」
と罵倒する始末。
徒歩に比べたら天国なのに。
なにせ、歩くか船か、もしくは馬か駕籠しか
ないんだから江戸時代。どれもイヤ。
どれを選んでも命懸け。
船
今のような大型船とかありませんよ。
帆船で揺れに揺れて、吐きまくって
座礁して、溺死すること多々あり。
流されて、無人島に流れ着く。
トム・ハンクスのキャスト・アウェィ
になる。
馬
運良く乗れても、内股が擦れに擦れて
ズルムケ。
それでなくても、背骨系が悪いのに
股間を打ち付けられて、腰と首にくるから
絶対無理。
百歩譲ってたまたま小金があり、
駕籠に乗れたとしましょうよ。
あんなもの担ぐのも辛いけど
乗るのはもっと辛い。
狭いし揺れるし、真ん中にぶら下がった
ヒモにしがみつくしかないんだから。
今の日本の猛暑なら
参勤交代の殿様は、皆熱中症ですよ。
道中も命懸け。
川は氾濫して1週間足止め。
そもそも橋がない。
志村けんのコントみたいに
おじさんに肩車してもらって、
川を渡る。
川に落とされる。
幅50cmの崖を横歩きする恐怖。
女の一人旅なんかとんでもない。
山賊に追い剝ぎされる。
極付は草鞋。しかも悪路。
舗装なんかされてませんからね。
小石大石、どろどろにぬかるんだ道。
スポーツシューズなんかあるわけがない。
皆さん。草鞋履いたことあります?
ごわごわで履けたもんじゃありませんよ。
4~5キロ歩いたらきっと血だらけ。
ということで、現代人にはとても無理。
昔の人は偉かった。
不動産のお困り・ご不安など
ありましたら
お気軽にご相談ください!!
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
福岡県宅地建物取引業協会会員
福岡県知事免許(5)15195
不動産コンサルティング
株式会社 SERA(せら)
国土交通大臣登録証明事業
不動産コンサルティング技能登録 (1)第36665号
公認不動産コンサルティングマスター
世良暢秀 せらのぶひで
E-mail era-sera@ina.bbiq.jp
TEL 093(603)3244
FAX093(603)3241
携帯090-1168-7579
福岡県北九州市若松区ひびきの南2丁目21-28
学研都市 ヴィラアカデミア1F
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
コメント