不動産の始末は考えておく

不動産

個人が居住用の住宅やマンションを
購入する際に、売却する事までを
想定して買うという事は、ほぼ皆無であろう。

永久にそこに住む。
売る事などない
と思って購入している。

それはそうだろう
人間の心理とはそうゆうもの。
通常は、売る事など
想像だにしていない。
夢ばかりが膨らんで
家族で盛り上がっている。
無理もない。

水を差すようだが現実は、ほぼ売る。
新興住宅地などは特に。
自分から子供、少なくとも
孫の代で、9割5分
あなたの一族は
もうそこに住んではいない。

三組に一組が離婚する現代。
特に男性が一人残されれば
維持管理、広すぎて必用なくなる。
夫が売る。

子供がいない夫婦は
どちらかが老人ホームに移る際に売る。
二人共亡くなれば、兄弟姉妹
甥姪が売る。

子供が遠方にいれば
そこに住まないので子供が売る。

子供がそこに住めば
その子供の子供がいつか売る。

三代のうちで
あなたの一族は
もうそこに住んでいない。
二代と言っても過言ではない。

買う時は売る時を
想定して買わなければならない。
表裏一体、ワンセットなのである。
どう始末をつけるのか。
将来的にその不動産はその時点で
売れるのかと。

10年後は誰も分からない。
10年後、住宅ローンの残債が
4,500万円あり、3,500万円でしか
売却できなければ、1,000万円手出しして
返済しなければならない。
差額の1,000万円用意できなければ
自分の意志で、家を売る自由がない。
自由がないということは
歴史から言えば、奴隷ということ。
住宅ローン奴隷である。
そこのところは、しっかり認識して
おかなければならない。
現実はどうもそうではないようだが。
そもそも毎月の支払い自体が行き詰る
こともあり得る。
数々の相談も受けてきた。
誰にでも起こり得る事なのだ。

自分だけは、絶対売る事などない
皆そう考える。
今の状態が未来永劫続くと。
希望的観測を持つのはやむを得ないが
病気、失業、離婚等、順風満帆の
人生などない。
いや、皆いつかは死ぬのである。
始末は考えておきたい。

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不動産コンサルティング
株式会社 SERA(せら)

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